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にいがた版 2020年2月2週号

米粉のパン、ピザ、ランチ
地元産野菜もふんだんに

ごぱん屋カフェCOME&CO. 上越市

2017年6月にオープンした上越市頸城区百間町の「ごぱん屋カフェCOME&CO.(太田和枝代表=52歳)」。米粉を原料としたパンやピザ、ケーキを販売している他、地元産の野菜をふんだんに使ったランチも楽しむことができ、人気を集めている。

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店の前で和枝さん(前列右)とスタッフ

おにぎりパンなど米粉を使った種類豊富なパン

おにぎりパンなど米粉を使った種類豊富なパン

ごぱん屋カフェCOME&CO.のメニューの原料となる米粉は「有限会社おおた農場(太田勇代表)」で栽培された「コシヒカリ」を使用。約40種類の米粉パンの中で、一番人気のおにぎりの形をした「おにぎりパン」は、明太子やツナ、野沢菜、肉味噌〈みそ〉などの具材がある。他にも、人参〈にんじん〉パン、小松菜パン、とうもろこしパン、枝豆パンなど、季節の野菜を取り入れたパンも販売している。
「元々、お菓子などを作ることが好きでした。たくさんの人に米粉の良さを知ってもらいたいと思い、米粉を原料としたパンやお菓子などを販売できるカフェをオープンしました」とオープンのきっかけを話す和枝さん。飲食業の経験が無かったため、オープン当初は、戸惑うこともあったという。
ランチで使用する野菜は、自家野菜や知り合いの農家から提供されるレタス、コマツナ、トマトなど地元産の野菜を使用。新潟市で栽培されている白ナスやビーツなども使用している。
米粉食品指導員の資格を持つ和枝さんは、小麦などのアレルギー対策として、米粉を使用したケーキの注文販売も行っている。「米粉のケーキで家族全員が同じケーキを食べることができるようにと考えました」と話す。
「これからもパンの種類を増やし、たくさんの人に米粉パンを味わってもらいたいですね」と意欲的だ。
▽上越市頸城区百間町732▽営業時間=午前8時~午後6時(ランチ=午前11時~午後2時)▽定休日=毎週月・火曜日▽電話025(520)7890
(竹内淳)

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